今回は boost を Cygwin 上で構築してみます。
はじめに boost のビルドに必要な bjam を用意します。
boost には make がないので環境依存部分のソースはこれを使用してライブラリをビルドします。
bjam はバイナリでもあるみたいですが、今回はソースから
bjam 作ってみました。
bjam のソースは <boost のインストールフォルダ>/tools/build/jam_src にあります。
そこにあるスクリプトファイル "build.sh" を実行します。
./build.sh
暫くすると ./bin.cygwinx86 と言うディレクトリが作成されその中に以下のバイナリ一式が作成されます。
bjam.exe
jam.exe
mkjambase.exe
yyacc.exe
このバイナリ一式を使用して boost を構築します。これらのファイルは boost ビルド時にはパスの通っている場所に置いておく必要があります。
まぁ、このバイナリ一式はこれ以降使う機会が無いと思われますので直接
<boost のインストールフォルダ> に置いておいても支障は無いと思います。
次は boost のビルドを行います。先ほど作成した bjam を使用します。
./bjam "-sTOOLS=gcc"
たったこれだけです。(Cygwin の場合は gcc を使用するので -sTOOLS=gcc 指定します。)と言ってもこのコンパイルが結構長い…。うちのパソコンでは
15 分くらいかかったかな?よく覚えていません…。とりあえず長い。
んで、長い間待つ事でライブラリが作成されます。ライブラリは
bin/boost/libs に出来上がっています。
最後にライブラリをインストールします。インストールは一般的な
make と同じ方法で行います。
./bjam install
今回はライブラリ全てをビルドしましたが個別にビルドする事も可能です。全ビルドは結構時間もかかるので個別にやった方がいいかも…。
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